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ベトナムのウェブサイトのデザイン。西洋と東洋の混ざり合う国

Publish: : 日本語 / Japanese

技術は日々進歩し、開発が行われ、現在の世界はまさに情報技術の時代と言ってもいいでしょう。人々は毎日インターネットや新聞、ラジオを通して莫大な量の情報を受信します。しかしどれだけ良いコンテンツを持っていても情報が多すぎて何が本当に大切なものか、どれが本当に有用なものかわからなくなってしまう人も多いのではないでしょうか。そんな人にとってウェブサイトなどのデザインは重要な役割を果たしています。

 ウェブサイトやウェブアプリケーションは競争相手が多いため新規ユーザを開拓することは容易ではありません。そのためユーザの興味を引くためにレイアウト、デザイン設計に重きが置かれるというわけです。

もちろんベトナムの企業もユーザに飽きられないように様々な流行のデザインを輸入しました。

 たとえ陸続きの隣国であっても、文化、風習、習慣、国民性がまったく同じということはありえません。そのためデザイナは国によって流行のデザインのスタイルやカラーが違ってくると言うことを把握しておかなければなりません。たとえば東洋と西洋のデザインを見れば一目瞭然です。東洋、つまり中国や日本はレイアウトをシンプルにする傾向があります。これはユーザが情報を簡潔に受け取りたいと思っているからでしょう。一方でヨーロッパの国々やアメリカなどはタイポグラフィを使った華やかなデザインの方が人気が出るようです。個性的で独特なデザインをユーザは好むのでしょう。

そんな中、ベトナムは少し特殊です。中国や欧米などいろいろな国からの影響を受け、多種多様なデザインが使われるからです。
技術系のウェブサイトでは東洋の影響を受けているのか中国風の淡い色のレイアウトが好まれます。情報や写真を扱うのでシンプルなものが使いやすいのでしょう。
一方で娯楽系のウェブサイトでは西洋の影響なのかタイポグラフィを用いた華やかなデザインを目にすることが出来ます。こうすることでユーザの好奇心を刺激しているのかもしれません。
また、中には木や草などの写真が挿入された自然を基調とした和風デザインのウェブサイトを見ることも多々あります。面白いことにこのようなデザインをベトナムでは『牡蠣のような』と表現することがあるようです。
さらに上記のデザインは一つ一つ独立しているだけでなく、時にはこれらが高い技術力、芸術性でもって融合し、まったく新しいデザインが出来上がることもあります。

日本には『十人十色』という四字熟語があります。これは『考え・好み・性質などが、人によってそれぞれに異なること』ということを表しています。実際そのとおりで人によって想像力、創造性、感受性、そのほかあらゆる要素において細かく差が出てきます。つまり『個性』という能力です。その個性に合った教育をすれば素晴らしい才能を開花出来るかもしれないのに、近年の教育の方針は国によって決められた勉強しかしません。
その結果、筆記試験は計算が出来たり、正しい文章が書けたりという部分が点数に加算され、芸術や美術などの想像力を育てる部分は軽視されがちです。
誰もが子供のとき絵を描いたと思います。その時、正確に描けた人はいるでしょうか?
芸術や美術の世界では、木には絶対緑を塗らなければならないという決まりはありません。太陽は赤いものだとも決まっていませんし猫に尻尾がなくてもかまわないのです。
想像力や創造性はデザイナにとって最も重要な武器となります。それが失われてしまえば良いデザインが生まれることはないでしょう。

この記事は、vn.jokerpiece.asiaが2014/09/25に公開したXu hướng ưa chuộng thiết kế của người Việtを、日本語に翻訳したものです。

http://jokerpiece.asia/xu-huong-ua-chuong-thiet-ke-cua-nguoi-viet/

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